岐阜県可児市下恵土の外壁塗装専門店・株式会社ロント様から、店舗看板一式のリニューアルをご依頼いただきました。今回の案件は、正面庇のカルプ切文字から野立看板、倉庫上のL字看板、そして足場用ターポリン幕まで——実に6種類に及ぶ看板を、統一されたブランドコンセプトで一気に刷新するプロジェクトでした。ロント様は外壁塗装を主力に屋根塗装・防水・外構・舗装・内装まで手がけられる、地域密着の総合リフォーム会社です。製作の背景から、ブランドコンセプトのすり合わせ、デザイン統一の工夫、そして完成まで、ひとつの施工事例としてご紹介します。

「ただの塗装店ではなく、プロショップであることを表現したい」というご相談から
ロント様が最初にご相談くださったのは、「補助金を活用して店舗イメージを一新したい」というお話でした。今回のリニューアルは、外壁塗装専門店としての新たなブランドイメージを店舗全体で構築することを目指しました。
現地にお伺いし、私たちがまず受け取ったのは、ロント様の明確な想いでした。「一般的に想起される、安価・大衆的な『塗装店』のイメージではなく、使用する塗料や施工技術に対するこだわりを感じられる『プロショップ』としてのブランドイメージを確立したい」——そんなご要望です。
外壁塗装は、住まいの美観と資産価値を守る技術職。ロント様は、単なる塗り替え作業ではなく、下地処理から塗料選定、施工技術まで一貫したこだわりを持って取り組まれています。そのこだわりを、看板一つひとつで伝えていく——これが今回の製作の出発点になりました。
外壁塗装の施工そのものについては、お客様自身が専門分野として現場を担当されるため、弊社では既存看板の改修・リニューアル、新規看板の製作・設置、そして足場用ターポリン幕の制作までを一手にお任せいただきました。
約10パターンから選ばれた「大理石調ダークカラー」
ブランドコンセプトが定まったら、次はデザインの主軸となる背景色の選定です。
私たちが最初に考えたのは、「プロショップ」というコンセプトを一色でどう表現するかという課題でした。派手な原色は「大衆的」に寄り、白基調は「清潔感」に寄る——ロント様が求める「専門性と高級感」を両立させる色を探る作業から始まりました。
そこで、ベースとなる背景色について約10パターンのデザイン案をご提案。ロント様と一緒に、それぞれのパターンが持つ印象を確認しながら、店舗のブランドイメージに最も合う色を選定していきました。
最終的に採用されたのは、単純なブラックではなく、わずかに大理石調の質感を取り入れたダークカラー。ただの黒よりも深みと重厚感があり、光の当たり方で表情が微妙に変わる質感が、「安価な塗装店」とは一線を画す高級感を演出します。この色を、今回制作するすべての看板・サイン類に共通のベースデザインとして展開することで、店舗全体の統一感とブランドイメージの向上を図りました。
情報量は必要最小限に抑え、余白をたっぷりと取った構成に。視認性や情報伝達性だけを追求するのではなく、シンプルで洗練されたデザインとすることで、塗装の専門性と品質へのこだわりを視覚的に表現する——ロント様の「プロショップ」ブランドを、色と余白で語る看板になりました。
6種類のサインを統一デザインで一気に刷新
デザインの背景と方針が固まったら、あとは6種類の看板をそれぞれ製作していきます。今回の案件で製作した看板は以下の通りです。
1つ目は、正面庇のカルプ切文字(W4200×H600)。店舗の顔となるメインサインで、会社ロゴと社名、電話番号を配置しました。
2つ目と3つ目は、野立看板2枚(各W2600×H1210)。南側は「お客様駐車場」の案内で来店客の動線を導き、北側は通り沿いに「プロに選ばれる外壁塗装専門店」というブランドメッセージを打ち出す構成です。
4つ目と5つ目は、倉庫上のL字看板2枚。東側の大型サイン(W5400×H1220)で「外壁塗装専門店」を遠方からも読み取れる存在感で訴求し、南側(W2400×H1220)は倉庫壁面のカッティングシート(W2000×H730)と組み合わせて、外壁塗装工事・防水工事・屋根塗装工事・雨漏り対応・シーリング工事・瓦板金工事のサービス一覧を掲示しました。
6つ目は、足場用ターポリン幕2種(各W1750×H3500)。職人のビジュアルを大きく配置し、施工中の現場から「プロに選ばれる外壁塗装専門店」を訴求する、動く広告としても機能するサインです。

こうして並べて見ると、6種類すべてが同じ大理石調ダークカラーで統一されている一貫性が一目で伝わります。それぞれの看板は設置場所も役割も違いますが、共通のトーンで結ばれることで「ロント様のブランド」として一つの世界を作り上げています。
これら6種類のすべてが、同じ大理石調ダークカラーをベースに、同じロゴフォントで統一されています。店舗のどの角度から見ても、施工中の現場を通りかかっても、「ロント様」のブランドが一貫して伝わる設計としました。
もう一つの制約は、時間でした。今回のリニューアルは補助金の事業実施期限が7月中に設定されており、限られた期間の中でデザインの確定から製作・施工までを進める必要がありました。ロント様にも多忙な業務の中で迅速にご確認・ご対応いただき、関係各所とスケジュールを綿密に調整することで、7月31日の期限内での施工完了を実現できました。
設置作業当日の施工時間は、およそ4時間程度。すべての看板が設置された後、離れた場所から店舗全体を眺めると、正面の建物、駐車場、倉庫、足場——それぞれ異なる場所に配置された看板が、共通のダークカラーとロゴで結ばれ、一つの世界観として調和していました。
ロント様からいただいたお言葉は、「看板、めちゃくちゃカッコ良いですね!」というストレートな喜びの声。当初ご要望いただいていた『塗装店らしさにとらわれない、専門性と高級感を兼ね備えたプロショップ』という店舗イメージを、看板という形で具現化できたことを実感した瞬間でした。
看板づくりで私たちが心がけているのは、お客様のブランドイメージを、複数の看板・サインを通じて一貫させることです。今回のロント様の事例では、大理石調ダークカラーという統一色と、情報を絞ったシンプルなデザインという2つの軸が、「プロショップ」というブランドを店舗全体で表現する結果につながりました。
「看板一式をブランド視点で整えたい」「補助金を活用して店舗イメージを刷新したい」——そんなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談ください。施工実績ページでは他の看板事例を、料金表ページではカルプ切文字看板・野立看板・ターポリン幕の費用目安をご確認いただけます。
看板のことなら、岐阜県可児市のかんばん製作のワンズにお気軽にご相談ください。






